6/05/2020

コロナウイルス蔓延の中で生まれた新しい表現(new words and phrases during the coronavirus pandemic)

パケ死(packet death)
    意味:インターネットの割当容量を使い過ぎ遠隔授業が受講できなくなること
    用例:「90分の講義を3コマ受講したら、学生たちは3日でパケ死です」
鯖落ち(mackerel drop)
    意味:学生が一斉にアクセスし大学サーバーに支障が生じること
    用例:「1学年に1万人の学生がいる本学では、遠隔授業開始と同時に鯖落ちでしょうね」「それ以前に教員たち600名を集めた遠隔会議で落ちました」
ズーム(Zoom)・チームズ(Teams)・グーグルミート(Google Meet)
    意味:遠隔授業・遠隔会議用のソフトウエア
    用例:「ズームはセキュリティに問題があるらしいんですよ」「でも、本学の授業に、取られて困るような情報、何もないですよね?」「ありませんが、チームズ(マイクロソフト)のほうが安全とか」「グーグルミートも大丈夫らしいです」
アベノマスク(Abe's mask)
    意味:自公政権が全国民に配布した布製マスク(5月末日到着)
    用例:「昨日アベノマスクが届いたけれど、新大久保では(使い捨てマスクが)普通に買えるらしいよ」
ピーシーアールを受けて下さい(Please take a PCR test)
    意味:マスクをせずに歩き回っている同僚に「いい加減にマスクをして欲しい」ということを悟らせるときに使う挨拶表現
    用例:「先生、3号館でピーシーアールを受けていただけますか?」
3密(three densities)
    意味:「密閉・密集・密接の3つは避けるべき」を意図した小池都知事の造語
    用例:「3密って言う前に、まず満員電車をなんとかするべきじゃないの?」
東京アラート(Tokyo alert)
    意味:東京都庁舎とレインボーブリッジを赤色の電灯で装飾すること
    用例:「小池都知事は  "東京アラート" で流行語大賞を狙っているのでしょう」
お買い物メンタル(shopping mental)
    意味:外出自粛を続けるべきなのに緊急事態宣言が解除されるや否や買い物に出歩く人々の精神構造
    用例:「そのお買い物メンタル、信じられないんですよね」